【中高年の婚活Q&A】見合い写真の加工はどこまで許容か “ちょっといじっただけ”でも相手は嘘をつかれたのと同じ
コロナ禍のリモートで孤立を強いられ、さびしさを募らせていたAさん(53)。ネットでできる婚活相談所に登録を決断したが、プロフィル記入で悩んでしまったと打ち明ける。
「いくらなんでも街中の証明写真ボックスで撮ったものでは味気ないですし、写真館で撮っても堅苦しさを感じさせてしまうような気がして…」
気軽な出会いができるネット婚活とはいえ、年相応にシワもあれば、シミもあるなど、見栄えは決してよくないと自負するAさん。悩みを婚活に勤しむ後輩にぶつけてみた。するとこんなアドバイスが返ってきたと話す。
「そもそもまずは会ってもらえないと話にならないのだから、写真はかなり大事。いまどき男も女も加工ぐらい当たり前でしょう」
たしかに、写真アプリを使えば、シワも消せれば、輪郭も整えられる。Aさんはアプリ加工した写真を提出した。すると、面会した相談所のアドバイザーからこう指摘された。
「本人はちょっといじっただけのつもりでも、相手からしたら嘘をつかれたのと同じ。平気で人をだますような人との結婚は考えられませんよね」
かといって、見た目に魅力的でなければ、会ってみようという気にさえならないのではないだろうか。
Aさんはアドバイザーに聞いてみた。
「プロカメラマンに依頼してみるといいですよ。表情と構図、背景でずいぶん写真映えしますし、実際に会っても自然な仕上がりで、違和感を持たれる心配もありませんよ」
Aさんは、街の撮影スタジオを訪ね、自分がジョギングでよく走っている公園で撮影を実施。仕上がった写真を見ると、スポーツウエアに身を包み、優しくほほ笑む自分がいた。
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「効果てきめんでした。すでに複数の女性からアプローチのメールをいただいてます」と自信満々のAさん。確実な手応えを得たようだ。 (インパクト)
【回答】アプリを使った写真加工はNG。プロの撮影でいいところ撮りしてもらうのが一番。
引用元:https://www.zakzak.co.jp/lif/news/210905/lin2109050001-n1.html