「事実婚」親・祖父母世代の6割が“肯定的” 婚活世代の1割は「自分にとって選択肢の一つ」 1000人調査で明らかに

「結婚観」に関する調査結果が発表されました。「事実婚」について、世代ごとの意識が明らかに……。

「事実婚」どう思ってる?

 マッチングアプリ「Omiai」を手掛けるOmiai(東京都渋谷区)が、「結婚観」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

婚活世代は約7割が「肯定的」

 調査は2023年8月、全国の19〜39歳の未婚男女(婚活世代)および40〜79歳の既婚男女(親・祖父母世代)を対象に、ウェブ上で実施。計1000人(未婚600人、既婚400人)から有効回答を得ています。

 まず、「“一般論として”結婚をした方が良いと思うか」を聞いたところ、「良いと思う」「やや良いと思う」と回答した人の割合は、親・祖父母世代が86.3%だったのに対し、婚活世代では60.0%にとどまる結果に。両者に26.3ポイントの差があることが分かりました。

 一方、「良いと思わない」「あまり良いと思わない」の否定的な意見を見てみると、親・祖父母世代が10.8%であるのに対し、婚活世代では36.0%と3倍以上に。これについて同社は「婚活世代には、結婚することが幸せな人生につながると考える層がいる一方、必ずしも幸せには結びつかないと考える層も存在することが分かりました」とコメントしています。

 では、婚活世代と親・祖父母世代はそれぞれ、「事実婚」についてどう考えているのでしょうか。

「婚姻届を出さないまま、男女が結婚の意思を持って生活すること」を事実婚と定義した上で、「事実婚についてどう思うか」を聞いたところ、婚活世代では「当人たちがよければ問題ない」が57.5%、「自分にとって、選択肢の一つと考えている」が10.2%となり、全体の約7割となる67.7%が肯定的であることが明らかになりました。

 一方、親・祖父母世代でも「当人たちがよければ問題ない」と答えた人が60.0%となり、全体の6割が肯定的な考えであることがうかがえる結果に。なお、「メリットを感じない」は27.0%、「理解しがたい」は13.0%となっています。

(オトナンサー編集部)

引用元:https://otonanswer.jp/post/183061/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です