変わる結婚観、「婚活サービスで結婚した」16.5% 婚約指輪は6割の女性が「いくらでもいい」

 リクルートブライダル総研は、婚活の実態について詳細を把握するため「婚活実態調査2021」を実施し、その結果を8月31日に発表した。調査対象は全国の20歳から49歳の男女で、1次調査が5万名(調査期間5月28日~6月3日)、2次調査が独身者2,400名(調査期間6月5日~6月10日)。

 1次調査によると、2020年に婚活サービス(結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベント)を通じて結婚した人の割合は16.5%で、2019年の13.0%から上昇した。同割合は2000年が1.4%で、以降緩やかに上昇し、2013年は4.7%だった。しかし、2014年に6.7%になると、その後は上昇傾向を強めている。

 婚活サービスごとにサービスを通して結婚した人の割合を調べると、ネット系婚活サービスが11.1%で2019年の6.3%から大きく上昇して2000年以降で初めて10%を超えた。他方、結婚相談所は2.7%で同3.5%から、婚活パーティ・イベントは2.7%で同3.2%からそれぞれ減少した。

 2次調査によると、独身者に婚活・恋活サービスに関する印象を聞くと、「婚活・恋活サービスで見つけた恋人とは趣味や関心事が合いそう」が37.5%で2019年から5ポイント上昇、「結婚に至るまでの効率が良さそう」が41.7%で同4.7%上昇した。

 他方、「婚活・恋活サービスを利用している人は結婚に対して焦っているイメージがある」は44.6%で、同9.0ポイント低下した。婚活・恋活サービスにポジティブイメージを持つ人が増え、ネガティブイメージは払しょくされつつあるようだ。

 一方、株式会社SheepDogが運営するITツール比較サイト「STRATE(ストラテ)」は、宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県在住の15歳から29歳の未婚女性400名を対象に「婚約指輪に関するアンケート」を9月10日に実施した。

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