恋愛が「3年以上続かない」40代女性が陥った、婚活の大いなる「勘違い」

「恋愛の賞味期限」は3年まで

そもそもこのときめきの正体とは、喜びや期待で胸がドキドキする状態を指す。科学的に言えば、恋愛ホルモンが活発化した状態のことをいう。ホルモンの活性化は恋愛の”火付け役”としては重要な役割を持つのだが、こうした科学的な興奮状態は長続きはしないのが難点だ。

実際、ホルモンの興奮期間は長くて3年間程度と言われている。恋の賞味期限は3年と巷で言われることも多いが、これは科学的にも妥当なことだと言える。

事実、詩織さんは前の恋人とは2年付き合って別れていた。その前は1年、その前も1年。だいたい3年を迎える前に彼女の愛情が尽きて別れるの繰り返しだったそうだ。詩織さんのこれまでの恋愛を聞き、私は仲人としてこう諭した。

「私はいくつもの男女の出会いと結婚を見てきましたが、付き合って3年目を過ぎると、どんな男女でも、どんな劇的な運命の出会いでも、ときめきは段々と消えていきます。

ときめくかどうかでその人との関係を継続するかどうかを考えていたら、仮に結婚できても必ず関係性はどこかで破綻します。でも、世の中にはいつまでも仲の良い夫婦もいます。それはどんな夫婦だと思いますか?」

詩織さんは少し考えてこう答えた。

「相手に求める条件がすごく一致していることですか?」

「いいえ、それも違います。長続きする男女関係は、どこかで『恋愛』から『友情』へのシフトができたカップルなんです。または、最初から『友情』に近い絆で結ばれた相手同士だったりします。

『ときめき』ではなく、その人と『良い友人』になれそうか? 友だちとしてお付き合いできそうか、信頼が置けるかという目線でその人を見てください。それだけで今までとは別の展開があると思います」

私がこう言うと詩織さんは首を少し傾げおり、半信半疑の表情だったが、「とりあえず、頑張ってみます」と先に進む決意をした。

詩織さんはどんな経緯をたどり、理想の相手と巡り合えたのか。その経緯を【後半】「結婚相手の男性選び、じつは一見「ピンとこない人」のほうがうまくいく“意外すぎるワケ”」でお伝えする。

引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87648

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