ヤバい男の見極め、「自分の市場価値」の現実…「婚活女子」が疲れ果てる決定的な理由


新型コロナの影響で、さらに市場が拡大するオンライン婚活。家で手軽に、多くの人へアプローチできるコスパの良さが受けています。しかし、一方、オンラインだからこその「疲れ」を訴える婚活女子も多いようで……。
マッチングアプリの総合メディア「マッチアップ」編集長で、紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」の監修もしている伊藤早紀さんが解説します。

オンライン婚活で女性が「アプローチされ疲れ」に

 「コロナで出会いがなく、外に出るのも億劫。でも結婚はしたいとなると選択肢はマッチングアプリのみ」

 去年からこういった理由でマッチングアプリを始める男女が急増しています。

 株式会社Parasolとマッチングアプリ「ゼクシィ縁結び」との共同調査では、2021年6月に登録しているマッチングアプリユーザーの4人に1人が、マッチングアプリを始めたきっかけについて「コロナがきっかけでマッチングアプリを始めた」と回答しています。

 ちなみにマッチングアプリ市場全体でみると、コロナ禍でユーザー数が急増したかというと、そういうわけでもないのです。コロナ禍よりももっと前からマッチングアプリ市場は右肩上がり。2017年と比較すると3年で2倍の市場規模となっています(株式会社タップル調べ)。

 この図からも読み取れるように、恐らくコロナ禍が終わってもマッチングアプリ利用者は増え続け、男女の出会いはリアルよりもオンラインに移行していくようです。

 それは、家でワンタッチで出会える手軽さ、合コンと比較すると一度に数百万人の異性にアプローチが出会える効率の良さ、たとえ振られてもオンラインならダメージが少ないハードルの低さが、コスパを求める若者にフィットしているからだと思います。

 しかし、コスパが良いはずのオンラインの婚活は、同時に「疲れる」という声も上がるようになってきました。

 先述の共同調査では男性は「振られ疲れ」、女性は「アプローチされ疲れ」と、男女異なる疲れ方をしています。

 男性の「振られ疲れ」に関しては共同調査を確認していただくとして、今回は女性がなぜ疲れるのか? アプローチされ疲れって贅沢すぎる悩みじゃないの? という男性のみなさんに向けて、女性の婚活のリアルをお伝えしていきたいと思います。

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