ヤバい男の見極め、「自分の市場価値」の現実…「婚活女子」が疲れ果てる決定的な理由

「アプローチされ疲れ」=「見極め疲れ」

 そもそも男性と女性で相手の選び方が違います。進化生物学的には、男性はとにかく多くの種を撒く思考に、女性は自分と子供をしっかり守ってくれるたった1人のオスを見つける思考になっています。

 そのため、男性よりも女性の方がストライクゾーンが狭いのです。

 そして「自分のことを一生大事にしてくれるだろうか」を考えるのは大前提として、さらに「暴力を振るわないだろうか」「浮気をして自分のことを捨てないだろうか」「体目的ではないだろうか」「既婚者じゃないだろうか」と、とにかくヤバい男を見分けなければいけません。

 婚活で出会う男性は、全く別のコミュニティに所属しており、初対面。職場での出会いや友人の紹介とは違い、安全な人間かどうかを、事前のメッセージのやり取りや、一対一のご飯で見分ける必要があります。

 そもそも、オンライン婚活市場は男性の数の方が多く、必然的に女性は多くの異性からメッセージをもらう状況になります。毎日複数の男性とメッセージのやり取りをする必要があるため、1つ1つのメッセージ内容まで楽しむ余裕もなければ、相手の人となりを探ろうとして「メッセージをすること自体」に疲れてしまう傾向にあるようです。

 婚活をしている女性によく相談されるのが、初対面の男性に対して「最寄駅を教えるのは怖い」「フルネームを教えるのは怖い」など、とにかく怯えモード。

 緊張状態で男性に出会っていると言っても過言ではありません。そんな状態から「デートを楽しむ」モードに入るには、男性側もかなり頑張る必要があります。

「自分の市場価値」を突きつけられたショック

 男性側からすると、想像しづらいかもしれませんが、女性は好みでない男性からのアプローチは、それだけで苦痛を伴っています。女性はどうやら、単に異性からアプローチをもらえれば嬉しい、というわけではないようです。

 例えば、30代の女性からは、40代以上の男性からマッチングアプリで「いいね」がくると落ち込んでしまうという声を聞きます。これはいったいどういうことなのでしょうか。

 よく話を聞いてみると、「私の婚活市場価値って、私にいいねをしてくるこの一回り年上の男性レベルなんだなと思い、現実を突きつけられ落ち込む」のだそうです。

 確かに、合コンや紹介など少人数の出会いであればそのグループの中の相対評価でしかないので、自分の価値は実感しづらいです。しかし、数百万人という婚活男子の中でも、自分がいいと思う男性からはアプローチが来ずに、むしろアプローチをしても振られてしまい、40代の条件範囲外の男性からはガンガンいいねがくる。

 特に、オンライン婚活は年齢や容姿がダイレクトに人気に影響するので否応なくリアルな自分の市場価値と向き合うことになります。
(マッチングアプリでモテる年齢についてはこちらの記事も参考に:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66301)

 会う前は全くタイプじゃない男性からのアプローチを受け、年齢や容姿でリアルな市場価値を突きつけられ、会う男性のことは「本当にこの人はまともで自分のことを大事にしてくれるのだろうか」と見極める必要がある。確かに女性の婚活は修行のように厳しい世界かもしれません。

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