【中高年の婚活Q&A】子供が“絶対条件”の婚活は無理がある? 「徳川様の旗本の家筋、跡取りは絶対条件と親が…」

子供が絶対条件の婚活は無理がある?

 「決して名家でもなければ、大きな相続があるわけでもないのですが、徳川様の旗本の家筋とかで、跡取りは絶対条件と親が言い出しまして」

 そういって肩をすぼめるのは、東京都墨田区の会社員、Aさん(50)。これまで結婚なんて面倒なだけと、お気軽な独身貴族を通してきたが、コロナ禍で人恋しさが募り、婚活を始めたという。

 「親に婚活を始めたことを話すと、喜び勇んで、孫の顔を見るのが待ち遠しいといい出しまして。この年だからそれはないよといったのですが、跡取りを切望されまして」

 子供をもうけるとなると、選択の幅は狭くなる。50代のAさんにとっては、かなり不利な条件だ。

 「30代の女性を絶対条件として、婚活を続けてきたのですが、年の差がありすぎて、この人なら、という感じにならないんですよね」

 初めは親の思いもくんで、積極的に臨んでいたAさんだったが、空振りが続き、戦略の立て直しを余儀なくされた。「嫌気がさしちゃって、やはり、子どもは無理と親に告げ、相手の年齢層を40代まで広げました」

 そのAさんの判断が運を切り開いた。

 「とたんにデートまで漕ぎ着けられるようになり、趣味の話で盛り上がったり、年収や将来性まで話せますから、かなり距離を縮められますよね」

 その結果、現在42歳の女性と結婚に向け交際中と話すAさん、さらなる希望も芽生えたと喜ぶ。

 「できれば、子供もほしいと話をしていて、お互いにがんばれば、まだ望めるのではないかといってくれています」

 なるほど、医療技術の発展で、40代も子供を望める時代。不妊治療が国から助成される年齢も43歳まで引き上げられるなど、制度面での支援もある。

 「子供は二の次としたのが功を奏しました」

 Aさんは、後進にそうアドバイスする。 (インパクト)

 【回答】妊活次第で高齢出産も可能。まずは出会いのチャンスを広げることを考えて。

引用元:https://www.zakzak.co.jp/lif/news/211017/lin2110170001-n1.html

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