「20人から断られる女性は、100人に申し込んでもその分断られる」という婚活の真実
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婚活を始めたものの、いい縁がない…。「もっとたくさんの男性に出会えるようにすれば、ありのままの私を受け入れてくれる素敵な男性に出会えるかもしれない」と思う女性は少なくないですが、その戦略は危険です。
出会いの数を増やして結婚の確立が上がることはあまりない
こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
近年、婚活サービスは増えました。
私のもとに相談に来る、マッチングアプリで婚活してうまくいかない人は、退会済みも含めて複数のマッチングアプリを利用していることが多いです。同時に3つのアプリで活動していることも、珍しくなくなりました。
結婚相談所で婚活しているけれども、うまくいかないという人からも、「実は他の結婚相談所にも入っているんです」と言われることが増えました。入会を検討段階という人もいらっしゃいます。
昔ならば入会金10万円が当たり前でしたが、今はリーズナブルな結婚相談所も増え、コスト面でのハードルは低くなりました。自治体が運営する激安の結婚相談所もあります。
しかし、多くの場合、出会える分母を増やすという戦略は失敗するのです。20人に申し込みをして断られる女性が、100人に申し込みをすれば結婚できるかというと、そうではなく、100人から断られる可能性が高いのです。
自分を客観視できないアラフォー婚活女性
出会いの分母を増やす以前に改善を提案するのは、ほとんどの場合、メイク、服装、そして写真の撮り直しです。
もちろん中には可愛らしく、容姿には何も問題がない人もいます。
30代半ば以降の婚活女性で、若いというより幼く、良くない意味で年齢不詳な人や、若作りの人がいます。ご本人はオシャレを頑張っているつもりのこともあり、なかなか外見で選ばれていないという自覚を持ちにくいのです。
例えば「婚活 服装」で検索すれば、若い世代向けのアイテムを多く取り扱う百貨店に店舗があるようなブランドの服が出てくるでしょう。その服を20代前半の女性が着れば可愛らしい服でも、35歳の人にもその服が似合うわけではありません。
2007年ごろに流行ったエビちゃんOL風のビジュー付きブラウスや、アンサンブルを、いまだに着て婚活しているアラフォー女性もいます。
若く見せようとしても限界はありますので、年齢相応に落ち着きや品格、知性、包容力があるように見せた方がいいのです。ここを改善できず、幼いおばさんのままで出会いの数を増やしても、何も変わらないのです。
お化粧をほとんどしない女性の場合は、自分が女らしさが足りていないという自覚をお持ちの人も多いのですが、5年以上前から服を買うお店やメイクが変わっていないという人は、それが実年齢と似合わなくなっていたとしても気が付けません。