婚活難民は「分からないから会わない」、早く卒業する人は「分からないなら会ってみる」

婚活は、活動開始から1年以内にパートナーを見つけて活動を終えたら順調です。しかし、中には何年もだらだら婚活する人もいます。違いはどこにあるのか解説します。

プロフィールを見ただけじゃ分からないのは普通のこと

こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。

婚活の場に出て行っても、誰にも会おうとせず終わる女性は多いのです。某婚活パーティー関係者から聞いた話では、多い時だと参加女性の半分がマッチング希望を白紙で出すそうです。

マッチングアプリに登録してみたけれど、たくさん男性から「いいね」がきて怖くなって誰とも会わず、すぐ退会したという人の話もよく聞きます。

結婚相談所に入会したものの、人気がある新規登録時に誰と会うか決められず、1か月過ぎてしまったというのもよくある話です。特に結婚相談所だと男性はみんなスーツを着て写真を撮るので「みんな同じに見える」というのです。

漠然と「普通の男性」を探しても、目に付くのは外見がいい男性やスペックが優れている人ぐらい。でもそういう人は人気があるのです。せっかく自分に興味を持ってくれた人がいても、ピンとこないという理由でみんな見送ってしまい、年齢だけ重ねる女性は多いのです。

ただ、「よく分からない」とか「ピンとこない」のは、会わない理由になるのでしょうか?

よく分からない人だからこそ、会わなきゃ分からない

婚活を順調にこなして、卒業していく人はよく分からないからこそ会っています。

プロフィールだといい人そうなのに、会ったら横柄な人もいますし、プロフィールは地味なのに実物の方が素敵な男性もいます。女性だと、加工している人も少なくないので、写真より実物の方が素敵という人はそう多くはいないかもしれませんが、男性だと写真より実物の方が素敵な人はいるのです。

さらに、会うことで分かるのは相手だけじゃなく、自分のことも分かってきます。共通の趣味があるから会ってみたけれど、自分にとって大事なのは趣味より仕事への理解度や結婚後の家事の協力姿勢かなと思えば、相手探しや自分のプロフィールを改善ポイントが分かるでしょう。

いろんな男性と会うことでプロフィールや探し方を改善して、また男性に会ってみるというPDCAを回して婚活卒業に向かうのです。

一方、会っていない人は、「この人はちょっとうまくいかなそう」と会う前の妄想で止まり、PDCAじゃなくPPPPだけなのです。

結婚相談所に登録したての時は人気があるので、何十人、場合によっては何百人と申込みが来ます。

残酷なのですが、人気があるゆえに誰と会ったらいいか分からず選べないと思ってしまうことは稀です。さほど人気があるわけじゃなく新規登録時の申し込みが20人未満ぐらいの方が、たった10数人の中でえり好みをして「いい男がいない」と言っていることが多いのです。

申し込みしてくる人の中に、一目で素敵と思えるような写真の人はそういないでしょう。でも、その中に会ったら話しやすい人はいるかもしれないですし、会ってみることで自分のレベルを知り、自分を磨くきっかけになるかもしれません。

同じ状況を成長の機会にできないのが婚活難民の特徴です。

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