コロナ禍で出会いは“マッチング”に移行? 一方で「性目的」「写真詐称」トラブルも…利用者に聞いた経験談

利用者増の一方…4割がトラブルを経験

利用者が増えている一方で、注意しなければならないのがトラブル。今回の調査ではマッチングサービス・アプリの利用経験者500人に、マッチングによるトラブルを経験したことがあるかも聞いていて、44.6%があると回答している。

内容として多いのは「恋活/婚活ではなく性行為を目的としていた」(28.3%)、「顔の見た目(写真)の詐称」(26.5%)、「すっぽかし/ドタキャン」(22.9%)など。実際に「相手の家族の病気の治療費を貸してほしいといわれた(30代・男性)」「10年以上前の写真をプロフィール写真に使っていた(30代・女性)」などの声もあったという。

トラブル内容として目立ったもの(画像提供:MMD研究所)

実際の利用者はどのように注意しているのだろうか。MMD研究所の紹介で、マッチングアプリで出会いを経験した、東京都在住の30代男性に話を聞くことができた。

――マッチングアプリを利用したきっかけは?

最初に使い始めたのは約5年前、友人作りのためだったと思います。本格的に使い始めたのは約1年前です。理由は周囲の友人が利用していたことと、在宅勤務が続いたこと。自宅から出ない日が続いたので、やってみようかなと思いました。

――利用してみてどう?実際の経験談を教えて。

当初は出会い系のような良くない印象もありましたが、今はポジティブな感触です。僕は付き合ってはいませんが、良い関係を築かせていただく方ができました。出会いはアプリにあった、ラジオのコミュニティ。僕もその方も深夜ラジオが好きで、放送について話すのが楽しいですね。その方は遠方に住んでいるので、この先どうなるかは分かりませんが普通なら出会えないであろう人に出会えました。

――利用者として注意していることはある?

メッセージのやりとりを面倒と思わずに回数を重ねて、相手がどんな人かを理解すること。そして関係性が良くなったら、ビデオ通話や電話で声を聞いてみることですね。オフラインと同じように、互いのことを知ることでしょうか。

そうしてコミュニケーションを増やし、大丈夫と思ったら会ってみる。その時も「今日はこのお店まで」などと決めておき、危なそうと思ったら引き返せるようにしています。初めて会う人と同じような対応をするよう、線引きをして注意しています。

――過去の失敗談は?ユーザーを装った業者などはいない?

トラブルはありませんが、急な約束のキャンセルはありました。当日の直前だったので「予定を空けたのに…」となりましたね。業者については、僕が利用するアプリではLINEのIDを乗せたら削除するなど、運営側が対策に力を入れています。個人的には写真がすごくきれいだったり、自分の情報をやたらと開示していれば危ないかもと思いますね。

――利用経験者としてのアドバイスを聞かせて。

マッチングは怖いイメージも持たれがちですが、従来の出会いが絶対に安全とも限らないのではと思います。写真と実物が違っていたり、変な物を買わされそうになる可能性はあるわけで…。初めて会う人と出会う時に気を付けること。例えば、住所をいきなり教えないのは当たり前ですよね。そうした自分の防衛線と取捨選択を守って使えば、時代に即した新しい出会いの方法だと思います。ひとくくりに「怖いもの」とは捉えないでほしいですね。

MMD研究所の担当者によると、運営側のセキュリティやカスタマーサポートが充実しているとトラブルを防ぐことにつながるので、重視しても良いとのことだ。オフラインでの出会いと同じような思いやりや注意ができれば、これからは「マッチング」が現実的な選択肢なのかもしれない。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/29afe3e60c9d6a424692239864620eb996a7b7cb

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