気持ちの探り合いはムダですか!? 大人の恋のLINE作法とは【前編】

自分の実生活と全く関係ない男性と会うためにマッチングアプリ

渾身のLINEを送っても、そっけない返信をする男性は多い。その理由は相手への好意の有無とは別なことが多い。

珠美さんは、「知り合いの紹介だから、こちらからアプローチができないのかも」とマッチングアプリを始めます。そこで、琢也さん(35歳)という男性と出会いました。彼から流行のカフェのオープン席を指定されました。白いシャツに黒ジャケットにメガネをかけています。「はじめまして」と言ってから、マスクをとって、また戻すところにも好感を持ちました。

向こうも珠美さんに好感を持ったのでしょう。2人の話は盛り上がりました。彼は、生活消費財メーカーで研究員として働いており、自分の仕事に誇りと愛情を持って取り組んでいることがわかったのです。

珠美さんも同じです。業務がスムーズに進むよう、小さな改善を続けて部署全体を支える。職場に「なくてはならない人」になっているのです。

琢也さんのスマホの画面は、珠美さんの好きなアニメでした。かなりディープな話題でも盛り上がったのです。そして、「今度この作品が映画化されたら、ぜひ一緒に行きましょう」という話にもなったのです。

日が暮れる頃には、お別れをしましたが、珠美さんにとっては素敵な出会いの予感でした。琢也さんも珠美さんに好印象を抱いてくれたようです。帰宅してから、その日の御礼をLINEしようと思って携帯を見ると、すでに琢也さんから丁寧かつ、綺麗な言葉で、御礼と次回への期待を込められたLINEがきていました。

それから数日が経過しても、琢也さんからの連絡は一切ありません。珠美さんも仕事が忙しく、それほど琢也さんのことを気にしていたわけではありませんが、まるで連絡がこないのも不自然に感じます。

琢也さんも忙しいのだろう。そう思いながらも、「また会いましょう」とまで言ってくれた琢也さんですから、私からLINEしてもいいかも…と思い、勇気を振り絞って琢也さんに「近々、お会いしたいですね」とLINEを送ったのです。しかしその返信には「そうですね、また会いたいですね」という、オウム返しともいえるそっけない一言でした。

好意を感じない“脈ナシLINE”を送る男性の本心とは?【後編】に続きます。

(教えてくれた人/小川健次)
恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行なう。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/36dfecf17521a5cf69b0d1d3c28626465d1f1d40

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