「一生独身はいや。でも婚活は恥ずかしい」33歳女性が、婚活で花開くまで

「ネットに顔写真を上げて、悪用されませんか?」

 無事、写真撮影は終わりました。マッチングアプリ用でいろんな角度で写真を撮ってもらったはずなのに、美幸さんは横顔やうつむいた写真で登録しようとしたがるのです。それだと申し込み人数はぐっと減ってしまうのに。

「ネットに顔写真を上げたくないんです」
「何が怖いの? 横顔の写真だと『いいね』がたくさん来ないよ」
「なんか悪用されたら怖いなって」
今ってInstagramとかいろんな写真をみんなSNSに投稿するようになったじゃないですか。それだけ顔写真があふれていて、わざわざ美幸さんの写真を使ってどんな悪いことができるの?

「そんなものなんですね。SNSは見る専門で自分では投稿しないし。あと、顔がはっきりわかる写真で真剣に婚活してそうだと、結婚焦ってそうで借金あるとか働かない人が寄ってきたらどうしよう」

「すごい妄想! まだ誰からも交際申込まれていないよ。何にも始まってないからね。プロポーズされてから断ることだってできるんだよ。美幸さんの心配って、ニートが過労死を心配して就活しないようなレベルだからね。今の美幸さんはまだ、選べる立場に立とうとしてもいないんだよ」
「ほんと、またこじらせてますね」

 こうしてやっと、婚活をスタートしたのでした。

リスク回避だけに一生懸命になっていませんか?

 超心配性の美幸さんは婚活に踏み出すまでいろいろありました。でも始めてしまえば謙虚で高望みもしないし、コミュ力もあって気配りもそれなりにできるし、誰と会ってもだいたい「またお会いしたい」と言ってもらえたそうです。

 美幸さんのような、リスク回避だけに一生懸命な人は珍しくないです。ですか、起こってほしくないことより、起こってほしいことに焦点をあてたいですね。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<取材・文/菊乃>

菊乃

恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

引用元:https://joshi-spa.jp/1117699

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