クリスマス直前!「婚活ツール」の適切な選び方

アプリ・相談所・支援センターそれぞれ特徴

結婚相談所、マッチングアプリ、自治体の結婚支援センター、それぞれのメリットデメリットとは

今年も残りあとわずか、クリスマスも間近です。イギリスなどでは、スマホアプリで恋人探し中の男性を職場で上司が見かけると、「頑張って」と声をかける光景も見られる季節です。

日本でも「婚活をしている」とはっきり宣言する方が、とくに若い世代では増えたような気がします。しかし「結婚願望はあるけれど、どうしたらいいかわからない……」という方も少なくないのかもしれません。

そんな方に少しでも筆者の日々の調査結果が有用であれば、という気持ちで、今回はいつものデータマインドばかりの話から少しそれて、少々長めになりますが、情報提供をしたいと思います。

動かなければ出会いはない

筆者が監修した書籍『未婚化する日本』でも調査結果が紹介されていますが、結婚願望があるものの未婚である方と、念願かなった既婚の方では、婚活時の行動力(積極性)がかなり違うことが示されています(下表)。

今回は省略しますが、未婚者の交際相手を探すことに関する活動量は既婚者より少なく、そして結婚を希望する時期も統計的な結婚年齢のピークよりもかなり上に外れているのですが、それでものんびりと(消極的に)行動しています。

出典:『未婚化する日本』(2021)、著者:白秋社編集チーム、監修:天野 馨南子

親の世代では、希望があれば周りが何とかしてくれた草食婚の代表的存在ともいえる「お見合い婚」「職場の上司からの紹介婚」などもありましたが、今はハラスメントやダイバーシティーの問題もあり、よほど本人が大声をあげて周囲に助けを求めない限りは、誰も手を貸してくれません。時代の変化を受け入れて、もし「脱ひとり」を目指すなら、とにかく動いてください。

では、どのように動けばいいのでしょうか。周囲の紹介や合コン以外の「婚活媒体」での婚活方法について、考えてみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です