「婚活」で大失敗…アラフォー女性が結婚した“年収600万円大手勤務”男性のヤバすぎる「本性」

見た目も経歴も申し分なし! ここで決めたいっ!!

 では、なぜ美枝は、義行との結婚を決めたのか。

 36から婚活を始め、最初の2年間は、婚活アプリや婚活パーティなどで婚活をしていた。そこで出会う男性たちは、こちらが“気が合うな”と思う人ほど、結婚の話を出すと、あからさまに腰が引けていった。LINEの返信が遅くなったり、「今度の約束の日、急な仕事が入っちゃって」とドタキャンされたりする。そしてドタキャンの代替日も出てこないままに、ラインを送っても既読はつくが返信は来なくなる。

 38の誕生日を迎えた時、“こんなことをしていたらあっという間に40になってしまう”と焦りが募った。そこで、選んだのが結婚相談所での婚活だった。料金は高いが、仲人が後ろ盾になってくれているので、男性もいい加減なことができない。

 しかし、登録をしてみると、申し込みをかけてくるのは8割が40代後半、50代の男性。残りの2割は年が近くても、年収低かったり、見た目がイマイチだったりする人が多かった。そんな中でも、お見合いはしていたのだが、年が近くて条件のいい人ほど、お見合いの会話が成立しない事が多かった。どこかオドオドしていたり、会話が一問一答で終わってしまったり、過去の婚活歴を尋ねてきたり、「あなたのPR文は直した方が良いなあ。あなたの良さが伝わってこない」と上から目線の指導をしてきたり……。

 なかなかいい出会いには恵まれずに、1年が経ち、婚活することに、かなり疲弊していた。

 そんな時に、見合いを申し込んできたのが同い年で年収600万、大手メーカー勤務の義行だった。痩せ型で細面の顔立ち、サイドを短く刈り上げた髪型には清潔感があり、顔もハンサムで、経歴も写真も光って見えた。

 「よっぽどヘンな性格の人でない限り、交際希望を出そう!」

 そう思い、見合いに臨んだ。会ってみると、これまで婚活で出会ったきた男性の中では、一番コミュニケーションがスムーズに取れるタイプだった。見た目もいいし、友達に紹介しても恥ずかしくない。見合い後、交際に入ることができたので、「もうここで決めたい!」という気持ちが、美枝の中に芽生えていった。

 交際を続けていくうちに、細かいところで違和感はあった。デートで飲食店に入ると、メニューを開きながら、義行は、必ずこの言葉を口にしていたこと。

 「今日は、あんまりお腹が空いていなから、僕は軽くでいいかな」

 お腹が空いていないのではなく、お金を使いたくないからだと言うのが、今ならわかるのだが、当時は知る由もない。その時は、40近くなっても中年太りをせず若々しい体型を保っているのは、食事を摂生しているからなのだろうと、良い解釈をしていた。パスタの原価率の話をされた時も、“お金に細かい”と言うよりも、“理系男子は理論的なのね”と受け流していた。

 些細なことが気になり出したら、キリがない。それよりも何よりも“結婚”がしたかった。

 仮交際の3か月の期間を経て、真剣交際に入り、そこから2か月後にはプロポーズをされて、念願の成婚退会をした。

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