「婚活」で大失敗…アラフォー女性が結婚した“年収600万円大手勤務”男性のヤバすぎる「本性」
結婚してみたら、口を開けば金、金、金!

退会後すぐに、両家の顔合わせをした。両親が既に他界していた義行は、独身で公務員をしているという兄が参加をし、美枝の両親に丁寧に挨拶をしてくれた。
「ウチにはもう親がいないので、僕が親代わりですから、何かあったら遠慮なく何でも言ってきてください」
物腰優しい義兄に、美枝の両親も安心したようだった。その後は、入籍までとんとん拍子で進んだ。顔合わせを終えて翌月には、3年前に義行が購入したという分譲マンションに、美枝の荷物を運び入れて、新婚生活がスタートした。
ところが、一緒に生活を始めてみると、無駄なお金を一切使わない、浪費は悪だと考え、そこに異常に執着する義行との生活に、美枝は日に日に息苦しさを覚えるようになっていった。
「外食は、家で同じものを食べる3倍以上の値段を取っている」という理由から、外食はしない主義。休日にアウトレットに出かけても、目的の物だけを買って、お茶いっぱい飲まずに帰宅する。買い物に出かけたら、カフェでまったりとお茶をするのが好きだった美枝は、楽しみの一つを奪われたような気持ちになっていた。
結婚して1ヶ月経った週末のこと。2人で映画に出かけた。チケットを買う列に並び、順番が回ってくると、義行が言った。
「ここは夫婦割引がきいて2人で2400円だから、1200円ちょうだい」
その時、「えっ? 出してくれないの?」と美枝は心の中で思ったが、せっかくのデートで喧嘩もしたくなかったので、お財布から1200円を出して、義行に渡した。
映画を終えて、「もう7時だし、外でご飯を食べて行っちゃいましょうよ」と美枝が言うと、「そうだね。じゃあ、あそこに行こうか」と、義行は珍しく外食に同意した。しかし、指をさしたのは、道を挟んだ斜め前に見える牛丼チェーン店だった。
道を渡り、店に入っていくと、義行は入り口の食券販売機で自分の分だけを買い、そのまま席につき、食券を店員に渡して涼しい顔で座っていた。販売機の前で1人残された美枝は、“ここも別会計! ”と憤慨しながらも、食券を買って義行の隣に腰をかけた。
牛丼屋を出て、家に帰る道すがら、美枝は義行に言った。
「相談所でおつきあいしていた時には、デート代は、全て出してくれていたじゃない。映画代はいいにしても、400円しない牛丼も割り勘なの?」
すると、義行は平然と言った。
「相談所で婚活していた時は、仲人さんに『女性のデート代は、全て男性が払ってくださいね。割り勘にする男性は、モテませんよ』って言われていたからだよ。それにしても、男女平等の世の中になって久しいのに、デート代は男に払わせる。婚活業界はそれがまかり通っているのが、そもそもおかしいよね。最初僕は、デート代を割り勘にしていたんだけれど、そうすると本当に“交際終了”が来るんで、途中から、デート代は全額出すようにしていたんだ」
その言葉に、美枝の気持ちはスーッと引いた。こんなケチが染み付いた男だったとは、予想だにしなかった。義行のマンションに住むことになると、通勤に2時間近くかかるので、結婚を機に仕事をやめて近くの飲食店のパートに切り替えたのだが、仕事は辞めなければよかった。その時、辞めた事をつくづく後悔した。収入は、会社員だった頃の半分以下になってしまった。こんな生活になるのなら、パートではなく正社員の仕事を探せばよかった。
マンションのローンや光熱費は、義行が払っているものの、食費雑費は全てが折半。収入が少なくなった美枝は、洋服や化粧品を買うにも細かく値段をチェックするようになった。セール品を買うにも躊躇してしまう自分がいる。
あんなに夢見ていた結婚だったけれど、これで私は本当に幸せなのだろうか? そもそもこの結婚は、間違いだったのではないか。
そんな時に、ある出来事が起こった。
その後、美枝さんをある「悲劇」が襲う。しかし、そんな事態にも義行さんの態度は……。このあと美枝さんを襲った“悲劇”については、<「婚活」につかれ、ようやく出会った「まともな男性」と結婚して大失敗…40歳女性が辿った悲惨な“末路”>にて語ります。
(※この記事の内容は、個人の特定を避けるため、実際の出来事やお名前とは変えている部分があります)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bd53de3219fdc731e2f43a8d13c74da339dc0f0b
