なぜか「婚活」がうまくいかない男女が陥る、意外すぎる「3つの共通点」

 前編の「「婚活疲れ」に悩む男女たち…なぜ、相談所の「アドバイス通り」にやってもダメなのか」では、嶋かおりさんと高須美谷子さんのふたりの仲人が、「婚活疲れ」「婚活うつ」の男女が増えてきている昨今の状況と、その背景についてを語り合いました。後編も引き続き、婚活疲れに陥らないための具体的方法をお伝えします。

ツール選びで婚活の近道が変わる

 高須:相談所界隈でも「女性は選ばれる側である」という考え方は、だんだん現代の価値観とマッチしなくなってきていて、時代の過渡期にあるのではないでしょうか。私の所見では、後者のスタイルで婚活をする人は特に「婚活疲れ」を引き起こしやすいと感じます。

 嶋:私は婚活前に、入会希望者の方にあるテストをしています。男性・女性の写真をいくつか見せて「マルかバツか写真で選んでみて」って伝えて、判断してもらいます。マルが多い人は先入観が少なめで、「写真では判断できないから話してみないと」と、取り敢えずマルにしてくれます。

 逆にバツが多い人は写真だけをみて「この人家事をしなさそう」「根暗そう」など見た目だけで判断してしまいます。そういった場合は、先入観が非常に強いということですから、何人とお会いしても自分の色眼鏡で相手をジャッジしてしまいます。

 先入観の少ない方も多い方も、どちらがよくてどちらが悪いということではなくて、どんな方法が自分に向いているのかを知るのが「婚活疲れ」から逃れる近道のように思います。

 前者の先入観のない方は、まずは会ってみるというスタンスで積極的にお見合いをするので、相手を絞りきるまでに時間がかかる場合が多いです。そういう時にご自身が納得のいく形で背中を押してくれる第三者や私たちのような仲人に頼るのもいいのかもしれません。

 後者は、まず先入観が強すぎてお見合いのお申し込みすらできないことが多いので、相談所には向いてないかと思います。見た目の良い方を大量に選べるアプリの方が、まだ選びやすいのではないでしょうか。

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