今の共働きの在り方は大きく分けて3タイプ。共働きをラクにする相手選びを! 『婚活アドバイザー植草美幸】

あなたが求める共働きのカタチとは?

こんばんは、恋愛・結婚アドバイザーの植草美幸です。

近年増えている共働き夫婦。共働きといっても、その在り方はさまざまですよね。夫婦の働き方から考えられるのは、大きく分けると3つのタイプ。あなたの考える共働きはどれに近いでしょうか? どれがいい、悪いということはありませんが、婚活するうえでは重要でお相手選びにかかわってきます。

1つは「夫が大黒柱として稼ぐ。妻は補助的に働き、家事育児の中心になる」というパターン。2つめは「妻が大黒柱として稼ぎ、夫が補助する」というパターン。3つめが「夫婦が同等に働き、家事育児も半々に担う」というパターンです。

私の結婚相談所では2つめの「妻が中心で稼ぐ」というバリキャリ女性が家計を引っ張るカップルの例も増えてきてはいますが、全国的にはまだまだ少数派。with読者の皆さんを始めとする、現代女性たちがイメージする「共働き」は、きっと3つめの「夫婦同等の共働き」が近いのではないでしょうか。

女性が仕事に誇りを持ち、独身時代のキャリアをステップアップさせながら、パートナーの夫と一緒に家庭も築いていくという形です。

世帯年収1600万円のはずが……夫の威厳って何!?

私が以前相談を受けた事例で、こんなご夫婦がいました。女性は製薬会社勤務の薬剤師で、33歳、年収は900万円、夫の男性は年収700万円の会社員。

彼女の仕事柄、出張が多く、夫からはお付き合いをしているときから「結婚を機に仕事を辞めて欲しい」と言われていたそうで、漠然と「彼が言うならそれもいいか」と退職。しかし、実際に結婚してみると、こんなはずじゃなかったという展開が待ち受けていました。

都心部住まいで世帯年収700万円では少々不安ですから、結局、妻がパートで家計を補うことに。結婚前の彼女の年収であれば世帯年収1600万円だったのに、これでは本末転倒です。そういったアンバランスは家庭内でも露呈し、彼女はキャリアダウンした自分に自信が持てない、夫が妻を見下して威張るようになってしまう……彼女自身も後悔しているという相談でした。

そもそも夫側に妻よりも年収が低いことへのコンプレックスがあり、義母から「妻が出張や転勤なんてとんでもない。家に入ってもらいなさい」という助言もあったようなのです。彼女の場合は薬剤師ですから、休職期間があっても資格を活かして改めて転職することも可能なはず。ぜひ、ご家族を説得し飛躍して欲しいと伝えました。

自分軸でやりたいことがある女性にとって、キャリアは貴重な財産。選ぶ男性によって不本意につまずくのは絶対に避けていただきたいことです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です