キエフの前線で、ウクライナ兵士カップルが結婚。

ロシアの侵略からウクライナを守るため、兵士として参戦していたレシア・イヴァシェンコとヴァレリー・フィリモノフは、2022年3月6日の日曜日、キエフで結婚した。

ウエディングドレスもタキシードもない。レシア・イヴァシェンコとヴァレリー・フィリモノフのウクライナ兵カップルは、2022年3月6日の日曜日にキエフで戦闘服のまま(ただし新婦のレシアはベールを頭につけて)挙式した。ロシアの侵攻が始まって以来、二人は離れ離れだった。新婦は戦争が始まってすぐに仕事を辞め、キエフ郊外のウクライナ軍に入隊した。この週末に新郎と新婦はようやく久しぶりに前線で再会し、結婚した。二人はこれまで22年間共に暮らし、ウクライナを守るために共に入隊した。この結婚式は兵士たちに束の間の明るさをもたらした。

結婚式は仲間の兵士たちが企画したものだった。新婦は感激した面持ちでAP通信にこう語った。「もっとずっと簡素な式をイメージしていました。単にお互いに「イエス」というだけの。でも戦友や上官がサプライズで企画してくれました。なにがあっても未来を信じているし人生は続いていくのだということを示すためです。私たちはきっと敵を押し返し、土地を取り戻し、勝利します」

そして新婦はさらに続けた。「幸せです。まだ生きていること、今日という日を迎えられたこと、夫が生きていること、一緒にいられること。明日の身もわからないからこそ、神と国家の前で結婚することにした。私たちには娘がいますが、娘も私たちがやっと結婚したことを喜んでくれていると思います」。18歳の娘は欠席したが、キエフ市長のビタリ・クリチコが二人と結婚を祝った。国民に希望の光を与えたのは、この二人だけではない。同日、ウクライナの少女が地下壕でバイオリンを弾く動画がシェアされ、国民に感動を与えた。

引用元:https://madamefigaro.jp/society-business/220309-marriage-ukraine.html

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