独身でペットを飼うと婚期を逃すって本当!? 婚活中に飼うのを「おすすめしない」理由【植草美幸の】
婚期が遅れるとウワサされる2大要因
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んばんは、恋愛・結婚アドバイザーの植草美幸です。
ひと昔前、結婚前に女性がマンションを購入すると「結婚する気がないと思われて行き遅れる」という考えがありました。最近は低金利が続いていることもあり、アラサー独身でも親が頭金を出し、ローンを家賃代わりに支払って物件購入する婚活女性をちらほらお見受けします。
結婚後も賃貸に出して資産として持ち続ける人もいれば、タイミングよく売却できてプラスになった人。一方で、「ローン=借金」と解釈されたり、自分が便利だから住み続けたいと主張して男性から疎まれたりと、婚活の足枷になるケースもあります。こればかりは物件次第というところでしょう。
もうひとつ、マンション購入と並んで婚期が遅れると言われがちなのがペットです。独身時代にペットを飼うと寂しさが紛れたり、所帯じみたりすることで婚期を逃してしまうのではというもの。個人的には、メリットもデメリットもあると思いますので、両方の観点からお話ししていきますね。
結婚前にペットを飼うのをおすすめしない理由
私見として、絶対に結婚をしたい人に関しては、もともとペットを飼っていないなら婚活前にペットを飼うことをお勧めしていません。その理由は、婚活でいちばん重要なマッチングの幅を狭めてしまうから。
まずペットアレルギーがある人は、ペットを飼っている人はNGにすることがあります。会うたびに体調不良になってしまうのでは共同生活は厳しいですよね。
また、結婚して新居を構える際、マンション選びに苦労することもあります。ペット可のマンションは、分譲マンションやファミリータイプに多いもの。共働きの場合、「子どもができるまでは都心の賃貸マンションに暮らそう」と考えるカップルが多いですが、ペット可に絞ると意外と数が少なくなり、家賃も上がりがちです。カップル間でその熱量に差が出てくる可能性があります。
また、どちらもペットを飼っている場合、ペット同士のお見合いも行う必要が出てきます。ペット同士の相性が極端に悪い、犬と猫を両方買うにはスペースの確保が難しい……という問題があれば、結婚に踏み切れなくなることも。
ペットは家族。だからこそ、お相手との相性も大事なことです。これから飼おうとしているならば、結婚してから新たな家族を迎え入れる選択をしてもよいのではないでしょうか。もし、自身のペットとともに暮らす結婚生活を前提に考えているのであれば、それを自分の軸として婚活をするのがよいですね。