経済的に自立していないと結婚は難しい!?「年収ハンデ」を気にする女性へ4つのアドバイス【植草美幸】

「年収ハンデ」を気にする女性へ。克服するためにやるべき4つのこと

1 結婚観を整理する
あれもこれもと相手に望む条件が多いと、出会いの幅を狭めてしまいます。まずは、身の丈に合う生活を想定すること。住宅ひとつをとっても、家賃上限が8~10万円では都心部でファミリー層の住まいは厳しいですが、通勤1時間圏内に広げれば、十分に暮らせます。このように暮らしにかかるお金や、どんな生活をしたいかを、地に足をつけて具体的に考えることが重要です。

2 年収以外で与えられることをアピール
自分の年収が少ないからといって、相手に多くを求めすぎてしまうのは高望みというもの。年収だけが判断軸ではありませんが、相手の年収が自分の3倍であれば、その分、責任の重い仕事や負担のある仕事を担っていると謙虚に受け止め、「収入は少ないけれど、その分、家事分担を多くする」というのもアピールの仕方のひとつです。

あとは、数字では表せない行動で「やさしさや思いやり」を伝えましょう。婚活相手に対して優しくするのは当然ですが、デート先でスイーツを見つけたら「ご両親にお持ち帰りください」と手渡すのもいいですね。

3 フリーターではなく、あくまで「転職活動中」に
男女逆転してみるとわかりやすいですが、アルバイトやパートという雇用形態は、結婚相手として考えると「定職についていない」=不安定な印象を持たれることがあります。できれば、アルバイトや派遣でも社員登用制度のある会社を選び、実際に転職活動を行ってみるのはどうでしょうか? 前向きな姿勢はアピールにもつながります。

将来の目標や夢があって、修行のためにアルバイトをしている、スキルアップのためにパラレルワークをして経験を積んでいるならば、ぜひ、相手に状況を説明してください。その将来性やバイタリティーを応援してくれるはず。目的があるのに、目先の生活のためだけに時間の刻み売りをしている……と思われてしまうのはもったいないことです。

また、前出の女性のように、栄養士のような「資格」もアピールとして有効です。ブランクがあっても再就職に有利ですし、将来的に長く働ける印象があるからです。

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