経験者から具体的なアドバイスを… 恋愛相談の相手は他人がいい?気軽に相談できるマッチングアプリ誕生

 コロナ禍で拡大した“マッチングアプリ”などのオンラインでの恋愛。そんな恋愛相談をオンラインでできるアプリが誕生した。

「AMORU(アモル)は恋愛相談したい人と乗りたい人をマッチングするプラットフォーム。恋愛相談したい側から弊社がお金を頂き、相談に乗っていただいた分、アドバイザーさんにお支払いするというモデル」

 そう語るのは、恋愛相談サービス『AMORU』を運営する株式会社RLECTの諸江秋広社長だ。会員登録し、アプリで相談相手を選択すると、アプリ上の通話で恋愛相談ができる。

「基本的には相談する側が検索して、アドバイザーさんを探し、相談を申し込むという流れ。相談する側はご自身の中で相談したい内容があって、例えば、復縁や今の彼氏とうまくいってない、遠距離恋愛など。その悩みに対して解決してくれそうなアドバイザーを検索かけて、復縁などのカテゴリで検索かけていただく」

 先月本格的にローンチしたこのサービス。多様なニーズがあると言う。

「圧倒的に多いのは復縁系。どうやって元に戻ればいいか、具体的なアドバイスを経験者から話を聞きたいという要望が多い。50代中盤の方とかもいて、一度離婚して再婚する方。もっとディープな話をすると熟年離婚の仕方とか」

 しかし、相談相手はネット上の見知らぬ他人――。気になるプライバシーについて次のように話す。

「このサービスの特徴として、匿名性かつ顔出しをしないサービスに現段階でなっている。ご自身で情報を開示しない限り、身バレはすることがない。センシティブな内容をアドバイザーに相談するケースもあると思うが、相談後にお互いを評価する制度を作っていて、それがどんどん下がれば運営が検知できる仕組みを作っているため、将来的に利用ができなくなる」

 恋愛ではなく、恋愛相談をマッチングするこのサービス。生まれた背景には、自身の体験があったと語る。

「正直、恋愛相談サービスって怪しさが先行してしまうかなと個人的には思っている。今まで私が恋愛相談にかなり乗ったことがあるという経験から、恋愛相談したい需要はあるんだなと感じていた」

 コロナ禍で拡大したオンラインの恋愛市場。“恋愛相談もオンラインで”というニーズに新たなチャンスを感じているよう。

「恋愛市場だけでいうと、1兆円規模の潜在市場があると言われていて、マッチングアプリ市場だけで1000億円の規模。電話占いという占い師さんに電話で相談する市場が今のところ200億円くらいあると言われている。だいたい恋愛相談のマッチング市場は20~100億くらいの市場は十分作れるのではないかなと考えている」
(『ABEMAヒルズ』より)

引用元:https://times.abema.tv/articles/-/10024577

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