37歳「ひとりでも生きていける系」のフッカル女性、婚活が“大迷走”したワケ

朱実さんのように人生の決断を自分自身でしてきた女性に共通するのは「自分が好き」というマインドだ。もちろん誰しもが自分のことは大事にしているだろう。

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しかし彼女のレベルはそれ以上だ。加えてフットワークも軽く、東に楽しみがあれば行って満喫し、西に学びがあれば這ってでも向かう。とにかく自分の判断力と行動力を信じて突き進んだという。

だからこそ恋人とは長続きしなかったようだ。彼女の自由奔放についていけるのは同じくらい自由な男友達しかいなかった。しかし彼らは所詮は友達と割り切っていた。なぜなら気が合っても特別な感情が湧くわけもない。彼氏がいないことに寂しさを感じることはほぼなく、むしろ自由を奪われることもないのでこのままでもいいかもしれないと思っていたそうだ。

そんな彼女も35歳を迎える年には今後の人生の選択に悩んだという。子供を持つかどうかで結婚すべきかが決まる。そう思った朱実さんは婚活の道を決意して選んだ。

類稀なる行動力を持ち合わせた朱実さんだけに、お相手に望む条件もさぞかし多いだろうと踏んでいたが彼女の口からは意外と思われる言葉がついて出た。

「年齢、年収も大切だけど、ノリが大切」

この言葉の意味が私には理解しきれなかった。明るくて朱実さんのことを楽しませてくれる人を「ノリが良い」と表現しているのだと思い、気配りのある社交的な男性が最初のお見合い相手としてアテンドした。

ターゲット設定の「意外な要素」

健さん(43)は大手保険会社の営業マン。結婚相談所で婚活して1年半になる。離婚歴はあるがお子さんはいなかった。整った顔立ちと営業マンのおもてなしトークで女性からの評判が良いのだが、より好みが激しくなかなかお見合いから交際に進展していなかった。

健さんは朱実さんのプロフィールを見るや否や「会いたい」と意思表示をしてきた。容姿がタイプだったのもあるが、富山出身の同郷だったことも大きい。

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