何があった?婚活で“高齢者に振り回された”36歳女性「だまされた気分」

写真はイメージです(以下同じ)

こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。地方在住の佐藤恵さん(仮名・36歳/銀行勤務/実家暮らし)は、地元のつながりからのお見合い話、街コン、婚活パーティー、結婚相談所、自治体の出会いサポートセンター、マッチングアプリを使って、じつに様々な婚活を経験して結婚しました。

恵さんが住むのは、A県の県庁所在地ではないけれど県内2~3番目に大きな主要都市で、決してド田舎ではありません。しかし、その規模の都市でも地方の婚活では苦戦の連続のようでした。

今回は、そんな令和の地方婚活の実態をお伝えします。

「今の年齢でわがままは言えないのかなって」

恵さんが私のところへ相談に来たのは2020年下期。最近付き合うことになった彼氏はできたものの、その彼との結婚がイメージできずどうしたらいいか迷ってのご相談でした。

彼氏が住んでいる街は、恵さんの住まいとは片道3時間の距離がありました。初デートは彼の方が来てくれたけれど、付き合うことになってからLINEの頻度は減り、デートは恵さんの方が彼の街にいかないと会えないそうです。

別れても近くに住んでいる同年代男性と出会える保証もなく、今の年齢でそんなわがままを言っている場合じゃないのかと迷っていた恵さん。

「そんなに遠くに住んでいる人と、どうやって出会ったんですか?」
「地元で開催されている婚活パーティーです」

当時、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、都内では婚活パーティーは自粛すべきというムードがありました。

「え? 婚活パーティーってそちらの地域だとわりと開催されているんですか?」と思わず聞いてしまいました。

地方の婚活パーティーでは、他県からも参加者が集まる

「婚活といえば婚活パーティーかなと思って。去年結婚した友人も、婚活パーティーに参加して彼氏ができて結婚したんですよ。隣の県から参加する人もわりといるので、パーティー参加者の中では彼は同年代だったし同じ県だしって思ったんです」
「え! 他県からも来るの! もっと効率よく居住地で探して出会える婚活方法もありますよ。マッチングアプリとか使ってみませんか?」

と他の婚活手段を勧めるも、「いや~、ちょっとマッチングアプリは使いたくないです」と断られたのでした。

その後、恵さんは彼氏と別れることを決意します。

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