35歳からの大人婚活、愛とお金はどっちを優先すべきか迷ったら思い出したいこと。

イラスト/カラシソエル

結婚のスタイルが多様化する今、人と比べたり、固定観念に縛られたりする必要なんてナシ! 数々の晩婚カップルや恋愛の形を取材して来たライターが教える、35歳からの大人婚活で自分らしい幸せな結婚を掴むための、必勝ルールズ。快適な共働き夫婦になるためのTIPSが満載。

収入より大事なのは、経済観念の相性!

お金か愛情か。――結婚を語るとき、よく聞くテーマです。結局どっちが正解なのか。愛情だけじゃ生活していけないし、お金だけじゃ一緒に居られない。だからバランスが重要なわけですが、婚活しているとその「バランス」がわからなくなる場面もありますよね。

そこで今回は、ミドサーからの結婚ではどちらを重要視するのがいいのか、考えてみたいと思います。

「結婚したら夫のお金で楽に暮らしたい」。そんな風に考える女性にとっては、もちろんお金が優先項目になるでしょう。ただし、今の時代、大企業に勤めていても一寸先は闇。終身雇用で定年退職まで安泰、という保証はどこにもないので、勤務先よりや肩書きよりも、何があっても食べていけそうなバイタリティと仕事の能力の方が重要です。
「愛があればお金なんて」派は、自分がそれなりに稼いでいることが基本。また、そういうタイプが結婚してから子供を産むと「夫の稼ぎが自分より少ない」ということで愚痴る姿をたくさん目にして来ました。夫が家事や育児を完璧にこなすタイプの人だとしても、です。

たとえ収入は奥さんの方が稼いでいたとしても、夫を人として尊敬できる部分がないと、恋愛のときめきが冷めてしまって生活の現実だけが残されたとき、一緒に暮らすのは難しいのかもしれません。自分の収入でどうにかなるのなら、パートナーで居る意義がわからなくなってしまうからです。
だから客観的に見て、これから結婚して子供が欲しいと考えているならば、お相手の収入はしっかり考慮すべきなのかなあと感じます。

もうひとつ肝心なのは、高収入の男性が必ずしも家族にお金をかけるわけではない、ということ。世の中には、自分だけにお金を使いたいとか、付き合っているときは見栄でお金を使ってくれるけど、結婚して身内になった途端に自分の趣味や交際にしかお金を使いたがらなくなる男性も存在します。だけどこれを交際中に見抜くのは、至難の業。
だから安定した収入ももちろんですが、それより大事なのは、お金の価値観が合うかどうか。何にお金をかけたいか、というポイントが同じでないと、お金があってもなくてもストレスの原因に。たとえば子供は私立に入れたいか公立に通わせたいか、などの大きな選択から、日用品へのお金のかけ方まで。育った家庭での考え方によってもこの辺は大きく違うでしょうが、それをどこまで擦り合わせていけるか、が夫婦というもの。だから何かあったときにきちんと話し合えること、お互いに歩み寄れること、も重要になります。

こうやって書いてみると、「結婚ってめんどくさいことが多いな。そこまで考えて結婚相手を選ぶなんてできないよ」と思う人もいるかもしれません。だけど大丈夫。お互いを思いやる気持ちがあれば、大体のことはふたりで乗り越えられますから!

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