良縁願い、お寺で婚活 仙台・保春院、男女80人が参加 次回は24日

 寺を会場に結婚相手を探すイベント「お寺で婚活・吉縁会」が、仙台市若林区の保春院であった。宮城や福島などから20~40代の男女合わせて約80人が参加し、和やかな雰囲気の中で親睦を深めた。

 宮城県内を中心とした臨済宗の寺院でつくる「吉縁(きちえん)会・仙台宮城」が主催。保春院では年に数回開いていたが、新型コロナウイルスの影響で一時中断し、昨年冬に再開した。

 参加者は事前に寺院側と面談した上で、会員用ウェブサイトにプロフィルを登録する仕組み。6月26日にあった会の午前の部には男女39人が顔を合わせ、スマートフォン上でお互いの趣味など確認しながら、好きなスポーツなど共通点を見つけては盛り上がった。

スマートフォンでお互いのプロフィルを見ながら会話をする参加者

 仙台市の会社員女性(44)は「マッチングアプリはどこか怖いけれども、ここはお寺で取り持ってくれるから信頼感がある。きょうはすてきな男性がいて、もう一度お話ししてみたいと思った」と感想を述べた。

 住職の三浦真人さん(43)は「お寺がみんなのためにできることを考えていて、地域の人たちが幸せになればいい。婚活を通して私たちお寺のことも知ってもらいたい」と話した。

 吉縁会の登録は男女とも独身の25~45歳が対象。登録は無料で、婚活への参加費は4000円。保春院での次回登録会は今月24日。詳細は同会のホームページ(HP)で確認できる。

引用元:https://kahoku.news/articles/20220714khn000008.html

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