「モテるけど結婚できない」37歳婚活女性の致命傷 「見た目がよく経歴も○」な婚活苦戦組の共通点

 親が病気やケガで入院したために、婚活が思うようにできなくなったことを理由にする中高年は多い。しかし、入院しているのは親で、婚活者ではない。病院に毎日見舞いに行くわけではないし、たとえ毎日見舞ったとしても、滞在時間はせいぜい2、3時間程度だろう。それが休日ならば、その前後で交際になった人とのデートの段取りが組めるはずだ。

 先ほども記したが、婚活にとって大事なことは、それまで違う領域で生活していた2人が出会うのだから、お互いを知っていくこと。そのためには、密にコミュニケーションを取らなくてはならないのだ。

 さらに言うなら、婚活で一番テンション高くなっているのは、お見合いから交際になった瞬間だ。そこから、何日も連絡を取らないでいれば、テンションは下がってしまう。人間関係ができあがっていないときに、いったん下がったテンションは、二度と上がることはない。

 また、恋愛しないまま歳を重ねてしまった人で、行動をしているのに失敗するタイプがいる。生真面目な性格の人に多く、婚活マニュアルを本やSNSサイトで熱心に学び、その通りに実践をするのだが、相手の気持ちを考えずに、ただただ押しまくる。結果、相手から重たいと思われて、自滅をしてしまう。

■行動しているのに結果に繋がらない

 ひろみ(33歳、仮名)と交際に入ったしんたろう(37歳、仮名)が、まさにそんなタイプだった。あるとき、ひろみからこんな連絡が来た。

 「LINEを交換した日から、朝、晩と1日2回のLINEが来るんです。朝は、決まって8時、夜は10時の定期便です。朝のLINEは『おはようございます。今日もがんばりましょう』程度の短いものだけど、夜のLINEは、その日1日にあったことをツラツラと日記のように長く書いてくるんです。読むのも大変だし、1日のできごとを報告されても、『ああ、そうですか』くらいしか、返事ができなくて困っています」

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