37歳で婚活開始、4カ月で結婚した彼女に学ぶ勝因

「娘はすっかりパパっ子なんですよ。土日は朝から晩まで夫がお世話してくれますから。私は今日もこの後でお菓子教室に出かけます!」

まったく物おじしない友美さん。専門学校を卒業してからは結婚式場で介添えの仕事をやり、インドマッサージなどにハマりつつも旅館で住み込みの仲居業も経験したりした。

料理が好きな2人は婚活料理教室が出会い

「自分の結婚は考えず、とにかく自由に生活することを優先していました。急に結婚がしたくなったのは30歳を過ぎてからです」

思い立ったらすぐに行動したい友美さん。こういう人はよくも悪くも「結果」を出せることが多い。婚活イベントを兼ねた料理教室ではいい出会いはなかったものの、自然食関連のイベントで知り合った2歳年下の農家男性と「フィーリング」が合った。

「合計で7年ほど付き合ったと思います。でも、私が途中で大病を患ってしまい、『(農家なので)働けない人とは結婚できない』と言われて不信感を持つようになりました」

全快後も彼との同棲を維持しつつ農業を手伝っていた友美さん。今度は彼の両親がコロナで倒れてしまい、「2人で農業を頑張っていくしかない」と言われた。自分が病気のときは突き放され、元気なときは労働力として期待される。一緒にやっていくことはできないと思って別れた。洋介さんと出会う1カ月前の出来事だ。

「次の出会いを見つけられたら気持ちがちゃんと前を向けます。でも、アプリや結婚相談所を使った婚活をしたいとは思いませんでした。そのとき思い出したのが、以前に参加したこともある婚活料理教室です。そこならば楽しくいられることがわかっていました」

個人が主催するゆるめのイベントであり、独身限定で男女が4人ずつ参加。こだわりのスパイスカレーを習いながら一緒に作るという内容だ。カレー好きの友美さんはメモを片手に真面目に参加。その姿に、料理好きの洋介さんは興味を持った。

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