巷で「美人」と評判の小料理屋・女将に聞く「モテる男性の共通点」と「恋愛することの意味」
―[小料理屋の女将に人生相談!]―
仕事や恋愛、家庭など、何かと悩みは尽きないものだ。人間関係が希薄になりつつある昨今、ふと誰かに話を聞いてもらいたくなることもある。とはいえ、その相手は親しい友人でもカウンセラーや医師などの専門家でもなく、馴染みのスナックや小料理屋のママのような距離感が良かったりもする——。
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そこで今回は横浜・長沼町で小料理屋「華々や(かかや)」を営む、巷で「美人」と評判の女将・越智ゆき子さん(46歳)を取材。同店を訪れる老若男女の客から日々さまざまな人生相談を持ちかけられているという越智さんに、男性にとって永遠のテーマでもある“モテ”について話を聞いた。(記事は全3回の2回目)
【前回記事】⇒「子どもは親の背中をちゃんと見ている」家事・育児の悩み、小料理屋の女将に聞いて納得
モテる男性の共通点とは?
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——かつてのモテる条件だった“三高”(高学歴・高収入・高身長)の価値観は近頃、だいぶ変化していますよね。ゆき子さんは恋愛や婚活の相談も受けているそうですが、ズバリ「モテる男性の共通点」を教えてください。
越智:うーん、やっぱり品があるのかないのかは大事だと思います。
——“品がある”イメージとは、具体的にはどのような振る舞いでしょうか。
越智:お話しの仕方で言えば、魅力や癒やしを感じる男性って、ゆっくりとしゃべりますね。早口の方は、落ち着いてしゃべるように少し意識するだけでもぜんぜん印象が変わると思いますよ。
——とはいえ、(意中の)異性の前ではドギマギして、つい早口でしゃべりすぎちゃうみたいな人もいると思います。
越智:こればかりは場慣れするしかないかもしれません。ただ、必ず目を見てお話しすることも重要かなと。もちろん、じっと見られるのが苦手という女性もいると思いますが。あとは、手っ取り早いのは、身近な人でも有名人でも構わないので、自分が憧れて尊敬する同性の振る舞いを意識的にマネするのもいいでしょう。
がっつき過ぎないほうがいい
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越智:あとは、モテる人は聞き上手です。最初の話に戻りますけど、恋愛がうまくいかない方って沈黙が怖くて、趣味でも何でも自分の話ばかりしがち。会話やコミュニケーションってキャッチボールだから。
——みんな自分の話を聞いてほしいんですね。
越智:いまは女性も会社で働いて稼ぐ時代なので、常に心を埋めてくれたり、寄り添える人はなおさらモテるんだと思いますね。
——気になる相手に対して、あんまりがっつき過ぎないほうがいいんですかね。
越智:そうですね、LINEとかもすぐに返信しないほうがいい。追われれば追われるほど逃げたくなるから、恋愛では相手を追いすぎたら基本ダメです。
——現代のモテを語る上でコミュニケーション能力は避けては通れない要素だと思いますが、ゆき子さんは女将としてお客さんとの会話で意識していることはありますか。
越智:私は求められたり聞かれたらアドバイスをしますけど、基本的には自分の考えを押し付けない。無意識に上から目線で話すのは良くないと思っているので。