モテるのになぜか結婚できない女性の特徴。スルッと結婚するコツは
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婚活コンサルタントの田中亜依です。多くの女性から「自分に合う人がわからない」というご相談をいただきます。今回は、このようなお悩みをもつ39歳の直子さんのお話をいたします。
◆モテるのに婚活に迷走する39歳女性
直子さんは、これまでマッチングアプリや結婚相談所に入会し、活発に婚活をされていました。今は結婚相談所に絞って活動をしているそうです。直子さんのお仕事は、IT関連会社の営業で、営業という仕事柄、初めて会う人ともうまく会話を広げることができるそうです。
私と初めて話した時はオンラインでしたが、最初からご自身についてオープンに話してくださり、すごく好印象な女性でした。話によると、2回目以降のお誘いは90%以上いただくそうですが、どんな男性が自分に合うのかわからないというお悩みをお持ちでした。
◆営業で培ったコミュ力で会話を広げる
「営業としてクライアント先に伺う際には、相手企業の事業内容や、担当者の好きなこと、趣味などを先輩からヒアリングをして向かうようにしています。知らないことがあれば調べて打ち合わせに行くのですが、お見合いも同じようにやれば基本的にうまくいきます」
「どんな人も基本的には、自分が大好きなんです。自信がない人も、結局『そんなことないよ、大丈夫だよ』と、言って気にかけてほしいと思ってるのです。だから、お見合いでは相手が言ってほしいことを述べてあげれば、相手は気持ちよくなり、どんどん話を広げてくれます」と、直子さんが教えてくれました。
確かに「お見合いの前には、相手のプロフィールをもう一度見直しましょう!」とか、「頷くなど、反応をよくして相手が話したい話題を深掘りしましょう」と言いますが、直子さんは営業としてそういった技術を磨いているようで、実際彼女は営業としての成績も良いそうです。
◆婚活で迷走しやすい人の特徴
直子さんの男性のタイプは明確ではなく「とりあえず楽しい時間を過ごせる人なら誰でもよい」とのことでした。また年齢や年収などの条件も気にしていないようでした。直子さんは誰と一緒にいてもご自身を楽しくする方法を知っているので、なおさら誰と合うのかが分からない様子でした。
そこで、直子さんに下記の質問をしてみました。
「ロールモデルになるような夫婦は?」
「理想的な結婚像は?」
「どうしても譲れないことは?」
すると、すぐに回答が出ず、言葉をつまらせてしまいました。
実はこの質問は、直子さんにかぎらず、婚活をしている多くの方が答えられません。つまり、どのような結婚をしたいのかもわからずに、婚活をしている状態です。結婚相手を探すことだけに尽力し、何を求めているのかわからずに、ただ突っ走っている方が多いです。
◆理想の生活から自分に合う相手を見極める
かく言う私も、10年かけて600人の男性とデートをしてきましたが、どのような結婚をしたいのか分かっていなかったのでどこに向かっていけばいいのか、どんな人と会えばいいのかもわかりませんでした。そして、ただ時間とお金だけを費やしてしまいました。
直子さんとさまざまな話をしていく中で、会話の中によく出てきたのが「お母さん」でした。お母さんは、家事はもちろん、自分を犠牲にしてまで家族のために尽くしてくれており、この姿が印象的だったようです。そして、それが直子さんの奥さん像や母親像となっていて「私は母親のようになれない。仕事も続けたいし、自分を犠牲にしてまで家族のために何かをすることができない」と言いました。
「どんな奥さんでもお母さんでもいいのです。間違いはないので、直子さんがなりたい奥さんやお母さんになりましょう」と伝えました。