結婚相談所で男性からよく聞かれる「39歳と何カ月ですか?」の不都合な真実

母親と重ねてしまう

 2020年国勢調査によると、生涯未婚率(50歳時未婚率)は、男性の25.7%、女性の16.4%(外国籍者を含む総数による)だった。これは、大正時代に国勢調査が始まって以来の過去最高記録で、男性の4人に1人、女性の6人に1人が生涯独身となる。生涯未婚率は、厳密にいうと、50歳の未婚率ではなく、アラフィフ(45~49歳と50~54歳)の未婚率の平均値を示している。こうした現実を目の当たりにし、結婚相談所には、危機感を抱いたアラフォー世代が駆け込んでくるという。「40歳前後の婚活」と現実とは──。

 ◇  ◇  ◇

「29歳」から「30歳」になる前に、結婚を焦った記憶がある女性は少なくないでしょう。しかし、独身のままアラフォーになれば、婚活市場において「39歳」から「40歳」の壁は大きく、10年前のそれとは、比較できないほど厳しい現実を突きつけられます。

 結婚相談所で、30代までの女性を希望する男性に「39歳」の女性を勧めると、必ずと言っていいほど聞かれるのが、「39歳と何カ月ですか?」という質問です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です