アラフォー女性が陥る「婚活逆走」成婚率80％婚活アドバイザーが東村アキコに解説

2023年4月21日2023年4月21日　 0件のコメントアラフォー婚活、タラレバ娘、東村アキコ

東京・表参道で結婚相談所マリーミーの代表を務め、業界異例の年間成婚率80％を誇るカリスマ婚活アドバイザー植草美幸さん。『東京タラレバ娘』をはじめとする恋愛・婚活のリアルを的確に捉えた作品で、絶大な人気を誇る漫画家・東村アキコさん。この2人が初対面。知り合いの男女のマッチングを頼まれることも多く「植草先生に弟子入りしたい！」と言う東村さんと、“師匠”植草さんが見る現代の恋愛・婚活の真実とは？　対談第1回は、婚活が上手くいかないアラフォー女性が陥りがちな「婚活逆走」について。

成婚率80％で「カリスマ婚活アドバイザー」と称される植草美幸さん（写真右）と漫画家の東村アキコさん（同左）

植草美幸
結婚相談所マリーミー代表。恋愛・婚活アドバイザー。ラジオやWEBメディアも含めて1年に約2000の恋愛・結婚相談の件数を有し、自身が代表を務める相談所では、年間成婚率80％を達成するなど業界異例の結果を出している。「ザ・ノンフィクション」（フジテレビ）、「シューイチ」（日本テレビ）、「ワールド極限ミステリー」（TBS）など多数のテレビにも出演し、歯に衣を着せぬ婚活アドバイスで人気を集める。著書に『ワガママな女におなりなさい　「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』（講談社）など。自身の人気ラジオ番組＆YouTubeチャンネル『植草美幸の結婚相談所マリーミー』でも婚活相談を受け付けている。

東村アキコ
漫画家。宮崎県生まれ。1999年『フルーツこうもり』でデビュー。アラサー女子3人組の恋愛・婚活の行方を描いた『東京タラレバ娘』は反響を呼びドラマ化もされた。他、『ママはテンパリスト』、『海月姫』（第34回講談社漫画賞少女部門受賞）、『かくかくしかじか』（第8回マンガ大賞、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞）などヒット作多数。日韓同時週刊連載された『私のことを憶えていますか』は、韓国でドラマ化が決定している。最新作『銀太郎さん、お頼み申す』を「ココハナ」（集英社）にて連載中。Podcast＆YouTubeチャンネル『東村アキコと虹組キララの身も蓋もナイト』での悩み相談も人気を博している。

女の時間には限りがある

東村　私が植草先生のことを知ったのは「ザ・ノンフィクション」（※注：2022年1月16日・23日フジテレビ系にて放送のドキュメンタリー番組。マリーミーの女性会員さんの婚活を追った回）なんです。あれを見て、すごい方がいらっしゃる！　なぜ今まで知らなかったのだろう！　と感銘を受けて。それからはいつも仕事中に、植草先生のYouTube番組をかけて聴かせていただいてます。とんでもない恋愛相談がざくざく出てきて、そのお悩みへのお答えが、思いも寄らない着地点にいくのが本当にすごい。

植草　それはありがとうございます。私も『東京タラレバ娘』読みました。めちゃくちゃ面白い！（笑）

東村　えっ、そんな先生、お忙しいのに！　ありがとうございます！　これは、東京オリンピックが決まった時だから、10年くらい前の漫画ですね。あの頃、周りに「結婚したい」って言っている独身の女の子たちが多くて。これを描くにあたって、彼女たちに向けて伝えるテーマを一つだけ決めたんです。それは「時間には限りがある」ということ。

植草　おっしゃる通り。

東村　「相手を選り好みするな」とか「イケメンを選ぶな」とかっていうことまで言うのは、私の職業だと憚られるんです。いや、本当はそう思ってるんですよ。ただそれを言わず、とにかく「時間」っていうのをテーマにしようと思ったんです。それがやたら独身女子を焦らせることに。でも私、昭和50年生まれの47歳なんですけど、人生を歩んできて、いかに20代後半からが一瞬だったか！　ということを身をもって知っているんで。すぐ「その歳」になっちゃうよ！　ということを言おうと思って描いた漫画です。