「“恋愛感情”を求めすぎない人」のほうが婚活ではうまくいく4つの理由

③嫌われたくないので猫をかぶったり、条件を折り曲げたりしてしまうから

 好きになりすぎると、相手から嫌われることを極端に恐れてしまい、本来の自分がどんどん出せなくなってしまうことも。

 好きな人の前では本来の自分の姿を隠して接しており、その猫かぶりの状態を相手が好きになってくれたとすると大問題。猫かぶりを24時間・365日、残りの人生でずっと演じ続けるということはほぼ不可能なので、いつか化けの皮が剥がれて幻滅されてしまうでしょう。

 また、自分が結婚生活にマストで求めていることがあったとしても、そんな条件や要望を切り出して相手がドン引きしてしまったらどうしよう……なんて考えだすと、条件や要望を言い出せず、自分で折り曲げてしまいがち。そうなると、本来自分が望んでいた結婚生活とは程遠いものになってしまいます。

④結婚生活が10年も経てば恋愛感情は家族愛に変わっていくことが多いから

 誤解を恐れずに言いますが、大恋愛のすえに結婚した幸せ夫婦でも、結婚10年目にもなれば恋愛感情は家族愛に変わっており、純粋な恋愛感情は減退している場合が多いです。

 恋愛感情がゼロになるとまでは言いませんし、逆に恋愛感情と家族愛をひっくるめた愛情の総量は大きくなっているかもしれませんが、10年後には恋愛感情が激減している夫婦が大半というのは事実。もちろん、なかには10年経っても20年経っても恋愛感情が強いままの夫婦もいますが、割合的に多くはありません。

 その前提で考えると、仮に結婚生活が50年あるとして、どちらにせよ恋愛感情が大きな割合を占めるのは最初の10年ほどだけで、残りの40年間において恋愛感情はさほどウェイトは大きくないのです。

 つまり、結婚相手を選ぶポイントで重要なのは、その人との結婚生活のなかで家族愛を育んでいけるかどうか、ということ。

 そのジャッジをする段階で強い恋心があってはいけないわけではないですが、過剰な恋愛感情を持ってしまっていると、往々にして「家族愛を育んでいけるかどうか?」を冷静に判断できなくなってしまいがちなのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です