「普通の人でいいから結婚したい」30歳女性のカン違い。今のままでは「誰とも結婚できない」最大の理由

婚活コンサルタントの田中亜依です。婚活中の皆さんは、結婚相手の理想像を聞かれてパッと答えられますか? 意外にもこの質問に答えられる方は少なく、自分自身が求める結婚相手について、漠然としか考えられていない人も多いのです。

今回は、迷える婚活女性、瞳さん(仮名・30歳)のお話とともに、婚活で理想の相手を思い描く秘訣を紹介します。

友人の結婚に焦り、親からのプレッシャーも感じる

写真はイメージです(以下同じ)

ワンピースなどの女性らしい装いが似合う瞳さん。休日は料理教室に通っていて、「他の生徒さんと一緒に美味しい料理を食べるのが何よりも楽しい」という朗らかな女性です。そんな彼女ですが、20代後半になった頃から周りの友人がどんどん結婚して、自分も焦りを感じ始めます

また実家暮らしの瞳さんは、両親からのプレッシャーも少なからず感じていました。そこで婚活を開始したものの、なかなか良い相手に巡り会えないということで、相談に来てくれました。

「仲の良い友人の結婚式に参列すると、やっぱり結婚っていいなぁと思うんです。先日親友に子どもが生まれたので、私も子どもを産むなら、彼女の子と遊べるように同年代の子どもがいいなと思いますし。でも、なかなか結婚したいと思える人に出会えなくて……。私の婚活方法が間違っているのでしょうか?」

「お金持ちでもイケメンでもない普通の人でいいんです」

マッチングアプリや合コンに参加してみても、毎回なかなかうまくいかないと話す瞳さんに、こんな質問をしてみました。「では、瞳さんが思う理想の結婚相手とは、どんな方ですか?

すると「普通の人でいいんです。別にお金をたくさん稼いでいる人とか、イケメンなんて望んでいません。でも男性と付き合ってみても、この人と結婚するかもしれないと思うと、サーっと引いてしまうんですよね」

「なぜ、結婚すると思うと引いてしまうんでしょうか?」と質問を続けると、「お相手との結婚生活を想像してみると、嫌になってしまうんですかねぇ。婚活中なのに矛盾しているんですけど……」と、苦笑いを浮かべる瞳さん。

「では、結婚したらどんな生活を送りたいですか? 仕事を続けたいのか、家庭に入りたいのか。子どもは何人欲しいのかなど、どんな未来を思い描いていますか?」と尋ねると、「できれば仕事は続けたいですし、子どもも欲しいです。本当に、一般的な家庭でいいんです」と、少し困った顔をしながら答えてくれました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です