引きこもりの弟のせいで…39歳女性が絶望した「貧困」と「断られ続ける婚活」の全貌

ゼクシィの2022年「結婚トレンド調査(首都圏版)」によると、既婚女性の結婚時の年収は平均395.7万円であり、年収200万円未満で結婚できた女性は3.9%しかいません。また国立社会保障・人口問題研究所の2021年「第16回出生動向基本調査」によると、近年は男性が女性に経済力を求める傾向が急上昇しており、48.2%が「経済力」を考慮すると回答しています。

このような傾向は婚活相談ではより顕著に表れ、男性は女性を助けて養う形ではなく、夫婦で助け合う結婚を望む傾向にあります。

それでも、男性に(一方的に経済面を)助けてもらう形の結婚を求める女性はいまだに少なくありません。男性だって相手を選びますから、そういう女性ほど選ばれないのが実情です。

【前編】『都内住み33歳女性が実家からの電話に驚愕…会社を辞めた弟のせいで転落していく「順風満帆の人生」』では、都内の中小企業で営業として働く33歳で年収350万円の里香さんの件をお伝えしました。

充実した日々を送る彼女の元に、母親から弟が実家に出戻って引きこもってしまった話を伝えられます。心配しつつも特に何も面倒をみなかった彼女の元に、39歳になった時、母親から再度の電話が入りました。

思った以上に深刻な弟

弟の状態は想像以上に深刻だったそうです。

元々が努力家だった弟ですから、里香さんが33歳のときは「少し休めば大丈夫だろう」と、母親も彼女もさほど心配していなかったといいます。

しかし、その予想に反して、弟さんはずっと引きこもっていました。周囲との会話や交流も日を追うごとに減り、最近では一日中外に出ない日も多く、手がつけられなくなったそうです。

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