合コン、街コンは性に合わず…自然な出会いがないなら一生独身でいたいと考えるのは間違っていますか?

過去の選択に納得したり、後悔したりを繰り返すのが人生

写真はイメージ

「一生独身でいたい」 と題する33歳の女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。東京で法律系の専門職に就き、ひとり暮らしをしているトピ主さん。6~7年間恋人がおらず、結婚に対する嫌悪感もないため、これまで街コンや合コン、友達の紹介、マッチングアプリなど、いろいろ試してきたそうです。しかし、元々が知らない同士だからか、相手との関係に入り込めず「自分には合わない、向いていない」と感じたそう。「自然な出会いがないなら、このまま一生独身でいたい」と思うのは間違っているのか、と問いかけています。

その後の投稿では、お母さんとのエピソードがつづられています。トピ主さんが親として娘には結婚してほしいと思っているのか尋ねたところ、「人生は一つしか選べない」「自分は今幸せだが、もしかしたら結婚しなかった人生も今以上に楽しくて『独身でよかった!』と言っているかもしれない」「仕事は続けたほうがいいと思うが、心身健康で、実家に遊びにきてくれるなら何も望まない。あなたの人生を歩みなさい」といった優しく力強い言葉をかけてくれたのだとか。

以来、「出会いがなければ独身で」という気持ちが強まった、というトピ主さん。しかし最近、数年来の付き合いがある取引先の人が酔っ払った挙句、独身であることに対する侮辱の言葉を浴びせてきたのだとか。普段は優しい印象の人だっただけにトピ主さんは驚き、「他の人も心の中でそう思っているかもしれない」とへこんでしまった、とのことです。

人生は一つしか選べないので、選ばなかったほうの人生がどうだったかは未知数……というお母さんの発言は的を射た意見ですよね。選ばなかったほうの人生は、選ばなかったからこそ理想的に見えてしまうことがあります。

加えて、「どんな選択をしても、そして年齢を重ねても、人生に対する迷いや不安が完全に消えることはない」ということはお伝えできるかと思います。

今の人生に良いことやうれしいことがあれば、「この人生で間違っていなかったかな」と肯定的に思えますが、嫌な出来事や大変な出来事が続くと「この生き方が間違っていたのかもしれない」などと後悔を覚え始めるのが人の常。であるならば、「今ここにある人生に満足し、満喫している」という状態を維持することが、それまでの人生の選択を肯定的に受け止める何よりの方法、ということになるでしょう。

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